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玉三郎の剣禅珍道中

毒親育ちでかつてデブオタニートだった男が坐禅や居合道などに挑み、痛い目に合ったり自分の自分のダメさ加減にがっかりしたりするブログ。

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高尾山信徒峰中修行~初めての写仏~

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滝行が終わった後、着替えて全員が終わるのを待ち、
再び「慚愧懺悔」「六根清浄」の掛け声と共に山を上り、
薬王院に到着して、寝る部屋に布団を敷いて休憩後、
本堂に行き、千巻行と言う般若心経を唱える行を行う。
般若心経はどの宗派でも唱えるので今まで何度も聞いてきたが、
密教の般若心経は護摩を焚き、錫杖を鳴らし、太鼓を叩くので派手である。

その後、夕食→入浴と続く。精進料理だから当然肉や魚は無いが、
もどき料理でかなり近い風味が出ていて一言で言って美味かった。
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入浴後、本堂で月輪観(がちりんかん)という瞑想を行う。
これはガチで行う瞑想…なのは間違いないが、
元々はガンジス川に映った月を見て行われていた瞑想法で、
期限も古く仏教の他の瞑想方法と同じように半跏趺坐をして、
前に置いてある月を描いたパネルを見て目を閉じて、
月を胸に思い浮かべて、呼吸をするごとに月を大きくし、
屋根→高尾山→東京→日本列島→地球→太陽系→銀河系→宇宙
という風にどんどん大きくしていって、宇宙より大きくなったら、
逆にどんどん小さくしていって最後に目を開けて月をパネルに戻すという瞑想法。
リラックスするのが目的らしく、自宅でも手軽に出来るとのことだった。
その際、指導役のお坊さんが、修行の修というのは、
当たり前のことの有り難さを知ることと仰っていた。

月輪観の後、部屋に戻り、就寝。次の日は5時に起床。
その後、お経→掃除→朝食と行っていき、布団を畳み部屋を出て、
同じ建物の有喜閣という場所で写仏をすることになったが、
牧宥恵という高名な画僧の方を呼んで下さりその方の指導を受ける。
ご本人はかなりフランクな方で、お陰様で肩肘張らずに仏画を描けた。
最後に、仏画を描く時無心になり、あれをしたいという日常生活の欲を一度忘れ、
もっと早起きしよう等、良い方向の欲を出すことが出来ると仰っていた。
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その後同じ場所で記念撮影をして、昼食の蕎麦を食べた後、下山をする。
途中、護摩を炊いてお経を唱え、皆で持ってきた木札を投げ入れる。
燃える炎、般若心経や真言を唱える声、錫杖の音、これぞ密教。
修験道はインド伝来の密教と日本の神道が混ざっていて面白い。
禅宗や浄土宗は中国から伝来する際、儒教や老荘思想と習合したが、
密教はインドの仏教がほぼそのままの形で伝わったからなのだろうか。

その後開会式を行った不動院に戻り、閉会式を行って解散。
自然に触れて汚れを落とし、厳しい修行をして来た方々の考えに触れて、
来週から違う環境で仕事をすることになる前に自分をリセット出来た。
自由時間に引いた御神籤の結果は大吉だったが、
小さなことを気にせずに正しく努めてじっと待てとのことだった。
感謝の気持ちを忘れず、焦らずにじっくりと努力を続けることが大事なのだろう。

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